電力(POWER)について
UPSご購入の際に考えなくてはならないこと

UPS を購入する際、容量(VA)やバックアップ時間、そして価格ばかり気にする人 が多いのですが、実際には他にも考慮すべき事が多くあります。 現在のIT市場 には、国内外で作られた様々なブランドの、多様なモデルのUPSがあります。 新 製品が毎日のように発売されているので、多くの選択肢がありますが、容量やバッ クアップ時間そして価格の上ではどれも大差なく、戸惑う事が多いと思います。
UPS購入の前に、UPS用語とその技術の基礎を学び、UPSの仕様を理解しながら、お 選びになる事をお勧めします。 この説明を読んでいただければ、十分な知識が得 られると思います。


UPS を購入する前に考慮するべき事

  1. <考慮点1.> UPS はどんな機器に必要とされるのか? UPSに必要とされる精度はど の程度か? そして接続する機器はどれほど重要か?
    • 各種計装器、医療機器、コンピュータ・サーバー等の精密で重要な機器にUPSを接 続する場合、これらの機器には、常時インバーター給電方式のオンラインUPSが適 しています。
    • PCのような家庭やオフィスで使用する機器は、それほどの精度を必要としません。 これらの機器には、安定装置付オンライン・プロテクションUPS かライン・イ ンタラクティブUPS が適しています。

  2. <考慮点2.> UPSを取り付けようとしている場所の電力は、どんな状態か?
    • その場所に電力不安定な状態があれば、常時インバーター給電方式のオンラインUPSが 適しています。
    • その場所が電力の不安定な状態になければ、安定装置付オンライン・プロテクショ ンUPS かライン・インタラクティブUPS が適しています。

  3. <考慮点3.> UPSに接続される機器は、どのくらいの電力(VA)を消費するか?
    • UPSに接続される機器の電力(VA) は、UPS の電力供給量を超過してはなりません。 例えば、17インチのカラー・モニター付PCは300 VAの電力を消費するので、300 VA より容量の大きいUPSを選ぶ方がよいと考えられます。

  4. <考慮点4.> 機器類は、どの様に設置されているか?
    • 接続される機器が接近して設置されている場合、同時に多くの負荷を接続すること に備え、省スペースと操作時の利便性を考えて、容量の大きめのUPS を選択した ほうがよいと考えられます。
    • 接続される機器が、比較的広域にそれぞれ設置されている場合、接続機器1台に対 し、小さめのUPSを1台接続する方がよいと考えられます。 各々の機器が独立して UPSにバックアップされている事を意味します。

  5. <考慮点5.> UPSのバックアップ時間はどれくらい必要か?
    • 一般的に、バックアップ時間は、UPSの容量及び接続機器の電力消費と相関してい ます。 例えば、7Ah(アンペア時)のバッテリー付UPS(電力レート350〜500 VA)は、 15インチのカラー・モニター付PCに対し、15〜30分のバックアップ 電力を供給し ます。 さらに、高比率バッテリーの場合、バックアップ時間は25〜40分にも拡張 する事も可能です。 (ただし、これらの計算は接続機器に左右されます)

  6. <考慮点6.> UPSに、モニタリング及び通信ソフトウェアがあるか?
    • たいていの場合、ユーザーは、UPSにモニタリング及び通信ソフトウェアがあるか について、注意を払いません。 恐らく、そのソフトウェアがいかに重要か、誰 も説明しなかったからかもしれません。 例えば、UPS が蓄えた電力を使い果たす ほどまでの長時間、電力供給の問題が続くと、PCをタイミングよく終了する事が できません。 保存できなかったデータとファイルは、全て消えてしまいます。 UPSにソフトウェアがあれば、シャットダウンの前に、自動保存を設定できます。 この種のソフトウェアは、電力の問題がおきた場合、まず、データおよびファ イルを保存した上で、PCを終了するので、全てのデータとファイルは、確実に保存 されます。

  7. <考慮点7.> メーカーの評判、そしてアフターサービスの評判は?
    • 企業の意思と時間は、ビジネスにおける精神の鏡といえます。 ビジネスを遂行す る強い意思を持った企業は、絶え間無い技術/製品開発と同時に、良質な製品とサー ビスを提供するものです。

  8. <考慮点8.> 国際的な認証
    • 国際的な認証機構による国際規格に従うことは容易なことではありません。 メー カーは、それら一流の国際的認証機構レベルに準拠できるよう自らを発展向上さ せなければなりません。 そして弊社 LEONICSは、以下のように、それらの国際基 準の認証を取得し、各種の受賞もしていることに誇りを持っております。
      • NEC、MOTOROLAやHewlett Packard のような全世界レベル組織のための国際的な認 証団体のUL USA(Underwriters Laboratories Inc.®)による 品質管理システム ISO 9001:2000 認証取得。
      • TISI (タイ国産業省 タイ工業規準)による 品質管理システム TIS/ISO 9001:2000 認証 および工業製品規格 TIS 1291-2545 取得。
      • MASCI (タイ国管理システム認定機構)による 環境管理システム TIS/ISO 14001 認証取得。
      • 1999年には、総理大臣 産業部門表彰 優秀SMEs マネージメント賞の獲得。
      • 2000年には、3 つの部門で、総理大臣 輸出事業表彰 の獲得。 (最優秀 輸出企業 賞、最優秀 タイ・デザイン輸出賞、最優秀 タイ・ブランド輸出賞)

        上記の各種受賞、そして各種の認証で御確認いただけるように、弊社LEONICS製UPS および弊社のサービスが高品質で信頼に値する事を保証いたします。

UPS選定のための計算
以下のステップで、UPS に接続可能な負荷の総電力量を計算してください。

    • <ステップ1.> UPS に接続する装置や周辺機器を、すべてをリストアップする。(コ ンピュータ、モニター、モデム、スキャナー等)
    • <ステップ2.> 各機器の背面にある製品ネームプレートで、その機器の電圧およびアンペア数を調べる。
      • 電圧(ボルト) x電流(アンペア)の公式で、VA を計算する。
      • 単位がワット(Watt)の場合は、Watt値 x1.4 でVAの値が算出できます。
    • <ステップ3.>UPS に接続するVA値をすべて合計する。
    • <ステップ4.>すべての接続機器の合計 VA に十分な電力を供給できるUPS を選択する。

上記ステップの計算例
220 V(ボルト)で1.5 A(アンペア)のPC、50 W(ワット)のインクジェット・プリン ター、20 W(ワット)のモデムを使用する際のUPSを計算します。

公式:   

上記公式より:

      • PCの VA = 220 x 1.5 = 330 VA
      • 50 WインクジェットプリンターのVA = 50 x 1.4 = 70 VA
      • 20 Wモデムの VA = 20 x 1.4 = 28 VA
        総 VA = 330 + 70 + 28 = 428 VA

これらのPCや周辺機器が安全に接続できるUPSの容量は、428 VAより大きくなければ なりません。(LEONICSのUPS製品、「GREEN」, 「Alpha」, 「OA extra 525」, 「ACURA 525」, 「ASTRA 525」が適合します。)

特記: UPSに接続する全機器の総VA量と、同VA量のUPS を選んだ場合、全負荷フ ル稼動時で、バックアップ電力を5分供給できます。 バックアップ時間を増加さ せるには、UPS のVA量か、またはバッテリーの数量を増やす事が必要となります。