電力(POWER)について
UPS 関連の言葉と簡単な解説

UPS 及びその周辺技術の基本的用語を理解しておくと、UPS を選択しやすくなります。 以下に、UPS関連用語を集めました。

  1. VA (ボルトアンペア): 非線形負荷によって消費される電力の計量単位。 UPS の 容量を示す際にこの単位を使用します。 例えば、17インチのカラー・モニター 付のPCの使用には、電圧220 ボルトで1.5アンペアの電流が必要となります。 こ の機器の総VA量は330 VA と計算されます。(220 V x 1.5 Amp = 330 VA)

  2. 負荷(接続機器): どんな機器でもUPS に接続でき、UPS から電力を得ることができ ます。 (例)コンピュータ、プリンター、ファクシミリおよびモデム等。

  3.  電源監視機能(Power Watcher): 接続された機器全てにバックアップ電力にできる かを確かめるフルタイムの電源監視と警告機能。 この機能は、UPSの許容量を 超えた負荷がかかっていないかを常時チェックします(常時オーバーロード監視)。 オーバーロードの警告が出るまでは、負荷を増やす事が可能です。

  4.  バッテリー監視機能 (Battery Replacement Indicatior): UPS内蔵のバッテリーの 状態をチェック評価し、バッテリーの交換の必要性を判断します。 バッテリー 交換のディスプレイ表示は、バッテリーの交換時期を表示します。

  5.  デジタル・マイクロプロセッサー制御(Digital/Microprocessor Control [Digital UPS]): UPS を制御するマイクロプロセッサー内蔵のため、他のUPSと比較しても、 より早く、より正確に、電力に関する問題から接続機器を保護します。 もし、こ の設計技術やマイクロプロセッサー性能が低質の場合、この機能は安定性の欠け、 しばしば問題に直面します。
    特記: LEONICSのUPS製品 「ULTRA シリーズ」、「ULTRA SINE シリーズ」 およ び「Ultimate-X」 は、LEONICS のUPS独自のアドバンスド・マイクロプロセッサー・ テクノロジーで開発されているため、電力問題に対し、より早く、より正確に、そ して高度の安定度を以って保護します。.

  6.   超高速充電機能(Fast Charging): 充電時間を短縮化するバッテリー充電シス テムです。 この機能は、バッテリーにダメージを与えかねない為、専門の設計 者と充電制御に関する高度技術が必要とされます。
    特記: LEONICSのUPS製品 「ULTRA シリーズ」、「ULTRA SINE シリーズ」 は、 専門のエンジニアによって設計されています。 これらのUPSは、3 段階の充電 モード(バルク/ ブースト/ フロートの3モード)を用い、バッテリーにダメージ を与えることなく、充電時間の高速化を実現しています。 超高速充電機能に加え、 自己放電をチェックしながら、常時フル充電がされているよう適切な充電電圧を 維持する機能も持っています。

  7.   バッテリー充/放電管理機能(Intelligent Battery Management [IBM]): バック アップ時間をより長くし、バッテリー寿命を延長するために充電と放電を管理し ます。
    特記: LEONICSのUPS製品 「ULTRA シリーズ」、「ULTRA SINE シリーズ」 は、この機能が使用されています。

  8. バックアップ時間/持続時間(Backup Time/Runtime): 停電時にUPS が接続機器に バックアップ電力を供給できる持続時間のこと。 停電発生からバッテリー電力 がなくなるまでの時間が算出されます。 単位は分。

  9. LANのインターフェイスまたはCOMポート(LAN I/F or Communication Port): UPS からのコンピュータへのコミュニケーションのためのポートのこと。 UPS から の信号はこのポートを通ってコンピュータに送られます。

  10.  カレンダー運転設定(Schedule Shutdown, Restart and Self-Testing): コンピュー ターとUPSの両方の自動シャットダウンと自動リスタートを設定する事が可能です。 この機能は、COM ポートが付いているUPSでのみ利用が可能です。 またEasy-MonX. 等の電源モニタリング管理ソフトウェアが必要となります。

    Easy-Monが使用できるLEONICS のUPSには、以下のような特徴があります。
    • UPS の状態、及び商用電源からの電力の状態をPCに表示が可能
    • コンピューターとUPSの両方の自動シャットダウンと自動リスタートを設定する事が可能(オプション)
    • UPSのセルフテストの時間設定可能(オプション)
    • セルフテストのデータ及び電力のイベントをログ(記録保存)可能(オプション)
    • セルフテストのデータ及び電力のイベントをFaxでの送信可能(オプション)
    • コンピュータの自動シャットダウン時に、ファイルの自動保存

    Easy-MonX と Easy-MonXのプラグインが使用できるLEONICS のUPSには、以下のような特徴があります。
    • 電力及びUPS の状態のリアルタイムのディスプレイ表示
    • 電力の状態をグラフィックと数値によりディスプレイ表示
    • コンピューターとUPSの両方の自動シャットダウンと自動リスタートの設定
    • UPSのセルフテストの時間設定
    • UPSの電力のイベントとデータのログ(記録保存)
    • ファイルの自動保存コマンドの選択が可能。 加えて、コンピュータの自動シャットダウンも3つのコマンドから選択可能(ノーマルシャットダウン/強制終了/ハイバネー ト・シャットダウン)
    • 異なるOS(オペレーティング/システム)間のネットワークシステムでも効率的稼 動も可能。(Windows 95/ 98/ME、Windows NT/ 2000/XP、Linux(Redhat 7.0, 7.1, 7.2/Mandrake 8.0, 8.1, 8.2)、UNIX (HP, Sun Solaris)

  11. システムの交流(AC)起動 (AC Start System): 商用電源にUPS のケー ブルを接続すると、入力電圧が220 ボルトに達した時点で、UPSのシステムは起動 します。(通常の起動)

  12. システムの直流(DC)起動 (DC Start System): UPS自身のバッテリーから直流(DC)電力を取り込む事で、UPSシステムを起動するこ とができます。

  13. 無負荷時自動シャットダウン機能(No Load Shut Down): 商用電源に問 題が発生した場合、UPSに負荷が接続されていなければ、UPSは自動でシャットダ ウンされます。 この機能によりバッテリーの寿命は長期化されます。 この特 徴の留意点は、UPS が感知できないほどに小さな負荷の場合、UPSは即座に停止し てしまい、負荷がダメージを受けうる事です。(この機能は、LEONICSの安定装置 付 ライン・インタラクティブUPS の全てのモデルについています。 UPS 背部の スイッチでこの機能をon/off選択することが可能です。)

  14. ロー・バッテリー時自動シャットダウン機能(Low Battery Shut Down [Automatic Shut Down]): 電圧がバッテリーにダメージを与えうる点に達する前にシャット ダウンします。 この機能はバッテリー寿命を長期化します。(LEONICS 全UPSで利 用可能です)

  15. 自動充電システム(Auto - Charging System): 電源ケーブルを商用電 源のコンセントに接続するだけOKです。 UPS は自動的に充電を開始します。 UPS をon/offする必要はありません。 UPSのスィッチがon/offに関わらず、常時 稼動します。 UPS やバッテリー制御が低品質の場合、UPS のプラグを抜くことを 忘れてしまうと火災を引き起こす恐れがあります。 (LEONICS の 「ULTRA シリー ズ」 の全てのモデルには、上記7のバッテリー充/放電管理機能(Intelligent Battery Management [IBM])による制御システムがあるので、UPS を安全に使用できます。)

  16. マグネット式ブレーカー(Magnetic Breaker): このパーツはオーバー ロード(過負荷)やショート(短絡)から機器を保護します。 このパーツは、ヒュー ズと同様に機能します。 回路が切断された時にも、(ヒューズのように)パーツ の交換が必要なく、再起動をするだけでOKです。 このマグネット式ブレーカー は高品質でないでればなりません。 低品質の場合、火災を引き起こしかねません。

  17. 自動電圧安定装置(Automatic Voltage Regulator [別名; AVR または スタビライ ザー]): AVR は電圧を適切なレベルに調整します。 一般に、UPS内蔵 のAVR は 商用電源の電圧を、220 ボルトに調整します。

  18.  電話回線のサージ保護機 能(Surge Protection for Telephone Line): サージ保護機能は、電話回線から 進入して来る瞬時の電圧上昇(=サージ)からファクシミリ及びモデムを保護しま す。 この機能により、ファクシミリ及びモデムの寿命は長期化されます。

  19.  LAN回線のサージ保護機能 (Surge LAN Line): サージ保護機能は、LAN回 線から進入して来る瞬時の電圧上昇(=サージ)からコンピュータを保護します。

  20. 再起動時 電圧チェック機能(Restart Voltage Checking System [RVCS]): 停電後、コンピュータや接続機器が通常状態に戻る際、それら機器を保護する 機能のこと。 停電時などに、UPSがバッテリー電力を使い果たすまでバックアッ プ電力を供給し、自動シャットダウンをした後、新たな電圧の入力があれば、そ の電力が接続されたコンピュータや機器に適する電力品質にあるかを確認した上 で再起動し、電力を供給します。

  21.   ホット・スワッパブル・バッテリー交換機能(Hot Swappable Battery [Hot Swap]): UPSが稼動中でも、しかもコンピュータや接続機器をoffにすることなく、 バッテリーを取り替えることができる機能のことです。 この機能の規格は、ユー ザーが安全に交換ができるようにする為、安全基準に厳密に準拠して設計されて いる事が必要となります。

  22.  優先供給設定機能(Advance Load Outlet Management [ALOM]): この機能は、ユーザーが Easy-MonX ソフトウェアを通じ、「電力提供 の優先回路」の設定できるように設計されています。 オーバーロード(過負荷)、 温度異常、ロー・バッテリー時に、優先度の低い負荷に電力の供給をストップす るよう前もって設定することができます。 そして、UPS はコンピュータやサーバー など重要な電子機器に優先的に主要電力回路を提供します。 また、プリンター、 スキャナー等のような周辺機器などには、選択的な電力供給回路を提供します。

  23.  高性能バッテリー(High Rate Battery): バックアップ時間を25%も拡 張した設計となっています。 より長いバックアップ時間により、データファイル 保存とコンピュータの終了を、完全そして安全に行う事ができます。